ゆとぶろ

IT業界在住ダラリーマンの日々徒然

たかが理念、されど理念

はじめに

突然ですが今日はあまりとりとめがないです。自分の気持ちをただまとめるためだけに書きなぐってる感じ。

私は、個人の行動は個人が責任が持てる範囲であれば何をしてても良いが、組織や集団には必ず理念が伴うべきだと思っています。以前から何となく思っているこのことは最近特に確信に変わりつつあるのですが、いい機会なので頭を整理する意味でもなんとかまとめてみたいと思います。

 

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理念だけでは飯は食えない

そもそも理念とは何か?例えばよく会社にある企業理念、行動理念とか、社是とか社訓みたいなやつです。「我々は〇〇を目指します」的なものなら広義の意味合い的には何でもいいんだと思います。

 

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一般的には無形のモノだったり、夢を語ったりするものが多い印象ですよね。中には何だこれ?というものもありますが、こういったものは良くも悪くも世の中にありふれており普段は軽視されがちです。

 

なぜなら理念だけでご飯は食べられないから。組織が大きくなってくれば、必ずしも全員がそういった理念に100%納得しているわけでもないから。また、普段の仕事や集団の中での行動では特に役に立つものでもないから。などが理由として考えられます。

 

行き詰った時、立ち返るのが理念

ではこういった理念が役に立つのは一体どんな時でしょう?私はまさに行き詰った時、誰も答えが分からないような状況に陥った時だと思います。そう、それこそまさに今回のコロナのような状況です。

 

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例えば外食産業で普段はお店でお客さんが来るのを待っている状態だったレストラン。今回のコロナのような状況が起こり、お客様が今まで通り指をくわえて待っていても来てくれない。どうすべきか?コロナが例え一時的に収まったとしても、今まで通り営業を再開してよいかどうか分からない。

 

こんな時明確な答えを教えてくれる人なんて誰もいません。誰も答えが分からない中で、全員がトライをしなくてはならない状況です。でもこんな時、例えば「お客様の笑顔のために」という理念が1つあるか無いかで結構変わってくると思うんです。

 

今までは忙しくて「お客様の笑顔のために」なんて知らねーよと思っていたかもしれません。けれどこんな答えが出ない問題ない直面した時、じゃあ、お客様を笑顔にするためには何をすべきだろうか?と考えられるかどうかは、きっとその後の行動指針に大きな影響を与えるはずでしょう。

 

想いを行動に移すとき軸になるもの

行動はただやみくもに行動するだけでは本当の価値は生まれない。行動の上に想いが乗ることで初めて意味を持ち、価値が生まれる。なんだか自己啓発や宗教の宣伝文句のようにも聞こえますが、私は結構マジで信じています。

自分が一体何のために今働いているのか。何のために行動をしているのか。そのことを深く考えて自分自身で腹落ちしている人と、自分の行動に納得していない人とでは同じ仕事を任せても全く仕事の精度が変わってきます。

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想いはその人を動かす軸になり、力になるんです。モチベーションややる気にも大いに関係してきます。だからこそ、たかが理念ですが、されど理念なのだと私は思います。

 

私はどうなのか?

その視点で考えると、今の私の行動に理念はあるのか?という問いは私自身にも言える問いですね。個人レベルでは自分の好きなようにやればいいと思っていますが、きっとそこまで理念や理想を整理し突き詰めていく人たちが大きなことを成すんだろうなと思います。

 

ブログをこうして毎日書くこと、自作のゲーム制作を進めること、それぞれに私なりの思いは間違いなく乗っています。・・・が、まだそれは少しフワフワとしていて言葉で定義するには至らない、パッションのような状態だと思います。

 

もう少し時間がたつ頃には、きちんと明文化してあげないといけないかもしれません。その時はまたこのブログにしたためてみたいと思います。