今のマスコミの「いかがなものか?」に思うこと
はじめに
ゲーム制作の方は毎日大変はかどっておりますがそちらはまた別の機会に。最近は食事ネタとゲーム制作ネタが多かったので、久しぶりにちょっと思うことなどを書き連ねてみたいと思います。
昼間のワイドショーが語る「いかがなものか?」
相変わらず在宅勤務生活を続けていますので、今日は昼食のついでに久しぶりにテレビでも見てみるかと付けてみました。ちょうど14時くらいでしたので昼間のワイドショーの典型みたいな番組が放送されていました。
ワイドショーが盛んに取り上げていたのは石田純一氏の新型コロナの快気祝いをFlashがすっぱ抜いたというネタ。
週刊誌のネタを取り上げるのもさることながら、番組内では盛んに「いかがなものでしょうかね?」を連発する司会者。スタジオにいる感染症の専門家は「基本的には発症から回復後、4週間も経てばリスクはほぼないと思います。」と回答しているが、それでも繰り返される「いかがなものか?」の連呼。
私は「あーまた始まったわ。」と思い時間の無駄を感じた。
番組が言わんとしてることは分かる。だがそんなのは私には余計なお世話だ。石田純一氏の行動が軽率だろうがモラルに欠けていようが、私には1mmも関係のない話だ。無駄な雑音を入れてしまった不愉快さに私はテレビの電源をそっと切った。
政治ネタが語る「いかがなものか?」
それから仕事をこなし、家事を行い、夕食を済ませ、お風呂に入った。妻と時間を過ごしブログを書こうと自分の部屋に上がる。今日は何か思うことを思いニュースを一通り眺めると出てきたのは小池百合子氏の大学問題のニュースだ。
私はまた踏んでしまった。昼間にあれほどウンザリした気持ちになってしまったというのに。このニュースも同じ構図だ。カイロ大学を卒業したと言われるエリートの小池百合子知事の大学卒業は学歴訴訟だと疑惑が持ち上がった。「いかがなものでしょうか?」とまた彼らは問いかけている。
カイロ大学側が卒業は間違いないと声明を出したが、今後もワイドショーでもまた同じ問いが繰り返されるだろう。「いかがなものか?」同じ構図だ。
彼らは我々のモラルや道徳心といったモノに引っかかりそうなネタをこうして取り上げ、時には作り上げて毎回同じ問いをしてくる。「いかがなものか?」と。
私たちが本当に欲しい情報は私たちが見つける時代
マスコミの情報がそんなモラルに訴えかけた報道ばかりになってしまったのは一体いつからだっただろうか。別に昔からそうだったのかもしれないという気もするが、何となく「こんなニュースばかり増えたなぁ」という印象も持たなくもない。正確な数字があればいいのだが。
別にこの手のニュースが存在すること自体を悪いことだとは思わない。毎日面白いニュースが転がっているわけでもないだろう。だが、それは別に本当に知りたい情報なんかじゃない。ただのゴシップに過ぎず何の役にも立たない。
しかしネットのニュースは玉石混合だ。本当に欲しい情報かなのか、フェイクをつかまされていないかは常に気を配っている必要がある。すると私は疲れてくる。ウンザリとしてくる。私が本当に必要な情報は誰も教えてはくれないんだと気づく。
本当に自分が欲っする情報は自分で探し、見つけなければいかないのだと思います。探しても見つからないのなら自分自身でトライし答えを見つける努力を続けなくてはいけない。
そんな当たり前のことに気付いている人は、もうテレビもマスコミも一切信じてすらいないことでしょう。。本当に価値のある情報は自分自身の行動と経験の中からしか体得できないものだから。
今日は2度も無駄な時間を過ごしてしまった私は、きっとまだまだ精進が足りないのでしょう。今は本当にノイズが多すぎる時代になってしまったと思います。全ての生き物に唯一平等に与えられているのものは時間です。無益な情報に踊らされて、無駄な時間を過ごさぬよう、1日1日を大事に生きていきたいなと今日は特に思った1日でした。