ゆとぶろ

IT業界在住ダラリーマンの日々徒然

未来のイベント業界の形について絵にしてみる~【ホリエモン×ライゾマ齋藤】イベント業界は生まれ変われるか を見て~

 

はじめに

昨日、晩御飯を食べたらそのまま眠ってしまって夜中寝付けなくなったので、何の気なしにこちらの動画を見ていたらなかなか面白かったのでご紹介。

www.youtube.com

newspicks.com

コロナ後のイベント業界の形がどんな風に変わっていくのかっていうを議論してるお話ですが、大変興味深かったです。以前のPOSTでも少し触れたことはありましたが、改めてこの内容については自分の頭を整理する意味でまとめておきます。

 

とりあえず絵にしてみた

動画内で本当に素晴らしい議論と提案が出ているので、私が語るよりは動画を見て頂いた方が早いと思うのですが、とりあえず私の中でのイメージをいらすとやさんとPowerpointの画像を使って可視化してみました。

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こんな感じかなと。

  • VIP層:超高額チケット。現地で直接演者と会えるのが最大の売り。ユーザーを超少数・超限定にして握手やリアルでのコミュニケーションも可能にする。食事等のサービスも付帯し誰もが羨むサービスを提供するが人数限定・超高額プレミアチケットにする。
  • メイン層:現地近く or 公式が用意したリモート会場からパブリックビューイングで参加。人数分割3密回避は当然実施。飲食サービスも付帯。こちらも公式会場ならではのグッズやサービスを提供。コアなファン向けのチケット。
  • VR層:ネットを通じて観覧する。VR対応。ユーザーは会場内のカメラから自分の好きな角度・カメラで閲覧できるようにする。現地はいけない or 行きたくないが多少お金を払ってもよい映像で見たい層向け。
  • オンライン層:メインカメラのみでの配信。家から見たい、一見さん、お金をあまりかけたくない層向け。一定期間のみアーカイブ化してサブスクで見れるようにし、後日閲覧もお金を払えば視聴可能にする。

今までもサブスク払ってオンラインで閲覧って形は普通にあったので、全然難しいことではないかなと。パブリックビューイングだって既存記述だし、技術的な障壁がありそうなのはVRの部分くらいじゃないかなと思いました。

 

動画の中で堀江さんも仰ってましたが、チケットにプレミアを付けること自体をあまり良しとしないような風潮が日本はまだあるのかなと。でも、現実的に人がリアルサイトに大勢集まること自体があまり建設的ではない時代がコロナで来てしまったので、逆にそれを利用して業界のそういった慣例を変えていこうというのは素晴らしい試みになると思いました。

 

ライブやコンサートにいった経験をお持ちの方は皆ご認識の通り、高いお金を払って飛行機やバス・電車を乗り継いで会場近くのホテルを予約し、現地に行ったところで大抵はアイドルや歌手は豆粒サイズでしか見えず、でっかいスクリーンと音響を聞いてるだけなわけです。現地でこその臨場感は確かに否定しませんが、よほどコアなファンで無ければオンラインでいいかなという人もたくさんいらっしゃると思います。

無理に何万人、何千人を狭い箱に押し込めてライブを行うのではなくマインドセットや金銭的なハードルでうまく住み分けが出来るようこれを機に変えていったらいいじゃん?という提言は私も大賛成かなと思いました。

 

また、こうすることで現地へ行くということ自体の価値もまた上がり、ロイヤリティが増すのでマネタイズの仕組みにも良い影響を与えられると思います。広く浅く回収するのではなく、好きな人・裕福な人からはたくさん貰う代わりに至れり尽くせりのサービスを、興味が薄い・金銭的な余裕がない人でも、PC・スマホさえあればどこでも見れるモビリティを。みんながwin-winの環境を構築できるようにうまく仕組みを変えるいいチャンスのように思いました。

おわりに

私自身は別にイベント業界とは何も関わりあいはありませんが、大変興味深い議論をしていたので自分のメモ的にまとめてみました。

あとやっぱり絵にするってデカいですね。ブログは基本的に文章で伝えることが多いですが、たくさん言葉を並べるより、1発パワポ絵載せるだけで伝わる情報が半端ないなと改めて思いました。

 

昨日のゲーム制作の話じゃないですが、やっぱり何か目に見える形でアウトプットすることの方がよっぽど説得力を持つんですよね。今後の私の活動においてもこれは常に意識していきたいなと思いました。

 

・・・あと、最後にすげーどうでもいいですが、動画に出てくる古市優子さんがめっちゃ可愛かったので個人的に推していきたい(*´ω`)ポッ